銀行員がおすすめする教育ローンの借り方!選び方を間違うと損です!

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こんにちは。

センター試験も終わり、そろそろ高校・大学等の進学先が決まり始める時期となってきました。進学が決まれば、学生さんは大学生活や一人暮らし等を控え、期待と不安が入り混じる時間を過ごされると思います。

しかし、親御さんはさらに不安になる問題を抱えているのではないでしょうか?そう、入学金や授業料、家賃、新生活資金等の「教育費」です。

今回は、そんな親御さん達も安心できる教育ローンについてご説明していきます。

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損しない教育ローンの使い方!

教育ローンの基本について

教育ローンとは、「進学する子供の学費を払うために親が融資を受けるローン」ですので、借主は親になります。学生本人が借主となる奨学金とは似て非なるものですね。

また、教育ローンの資金使途には、入学金や授業料、授業で必要な教材費以外にも下宿先の家賃や家財道具が含まれることが多いです(金融機関によって範囲が異なる可能性があります)。つまり、教育に関する一切の資金を提供可能ということです。

 

奨学金との違いは?

上記で述べたとおり、「借主が親になるか、学生本人になるか」が大きな違いです。特に最近は金銭感覚に疎い学生が、大きな金額で奨学金を利用した結果、返済が滞る案件が続発しています。一方の教育ローンの場合は親が返済しますので、借金を背負った子供が返済に困るような事案は発生しません。

また、奨学金は審査に時間がかかりますので、入学までに間に合わず、入学金や下宿先の敷金等の支払いに充てることができない場合もあります。

 

教育ローンの種類は?

国の教育ローン

日本政策金融公庫※が主体となり融資を行っています。借りる場合は日本政策金融公庫のホームページから申し込むことができます。

特徴は民間金融機関の教育ローンに比べ、固定金利の金利が1.66%(2020年1月21日現在)と低い点です。また、年収や家族構成(母子・父子家庭等)など一定の基準を満たせば、優遇措置を受けることができます。

※日本政策金融公庫は財務省所管の政府系金融機関です。

 

民間金融機関の教育ローン(証書型)

民間金融機関は全国にある銀行・信用金庫・信用組合・JAバンク等の金融機関です。

民間金融機関の教育ローンには2種類あり、契約時に決まった金額を分割して融資する「証書型」と契約時に決めた金額の中で繰り返し借りることができる「極度型」があります。

証書型の特徴は、極度型に対し金利が低いことであり、1.5%〜3.0%(変動金利)程度の金利に設定している金融機関が多いです。また、入学金の支払い、前期の授業料、後期の授業料と複数回に分けて融資金を受け取ることができ(分割実行といいます)、返済の開始時期も子供が学校を卒業するまで待ってもらうことができます。

 

民間金融機関の教育ローン(極度型)

極度型の特徴は前記の通り、契約時に決めた金額(極度額)の中で繰り返し借入ができる点です。仕組みはカードローンと同じで、教育ローン専用のローン口座を作り、その口座から極度額の範囲内でお金を下ろすことができる、非常に便利な仕組みとなっています。

金利は証書型に比べ2.5%〜3.5%(変動金利)程度と高いですが、補って余りある利点があり、近年教育ローンの主流となっています。

例えば、第一子の大学入学の時に開設した教育ローン口座は、第一子が在学中であればそのまま第二子の入学金や授業料の支払いに使用できますし、子供から急な仕送りの要求があれば、即日手元にお金を用意することができます。

また、極度型が便利なのは、もし手元資金に余裕ができればいつでも返済が可能なことです。ローン口座は借入残高がなければ、手数料等は一切かかりませんので、費用をかけることなく突然の出費に備えることができます。

 

一番お得な教育ローンは国の教育ローン!でも便利なのは極度型!

下に上記で紹介した教育ローン及び奨学金の比較表を作成しましたので、内容を見てみましょう。

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表1 教育ローンの比較

各商品一長一短があります。教育ローンの中で単純に金利で比べるのであれば「国の教育ローン」がお得ですが、便利さで選ぶのであれば民間金融機関の極度型教育ローンがオススメです。

また、奨学金は圧倒的に金利が低いですが、入学前に資金が必要になっても、受け取ることがでるのは入学後になるという欠点があります。

 

教育ローンの審査の流れ

必要書類

教育ローンを借りるには、証書型の場合は必要金額のわかる書類(納付書等)が必要となります。極度型は必要ありません。また、子弟が学生である証明をするために、入学前であれば合格通知書、入学後であれば在学証明書が必要です。合格通知書、在学証明書は証書型も極度型もどちらでも必要となります。

 

審査期間

上記表1の通り、教育ローンの種類により審査期間が異なりますので、注意が必要です。突然資金が入りようになった時に備えるために、進学が決まった時点で、口座維持手数料がかからない極度型の教育ローン口座を開設してもいいかもしれません。

 

審査内容

返済能力や資金使途、在学確認等を行います。最も重要視されるのは返済能力で、年収が最低でも200万円〜300万円なければ、審査は通りませんし、200万円ギリギリだと希望する借入金額全額の承諾がされないかもしれません。

返済能力の他には、借主の借入時の年齢(完済時年齢の金融機関もあります)が65歳以下であることや本当に教育費に使われるかを確認します。なぜかというと、年齢の制限は教育ローンが最長24年(在学中の据置含む)になる長期のローンですので、あまりにも高齢の方に貸してしまうと返済が滞る可能性があるからです。また、教育ローンはフリーローンやカードローンより金利が低く、教育費以外に使おうと考える人もいることから、資金使途は必ず確認されます。

※各金融機関により年収要件や年齢要件、借入最長年数は異なります。

 

さらにお得に教育ローンを利用する!

実は奨学金と教育ローンは併用することができます。私が提案するお得な教育ローンの使い方は、奨学金が入金されるまでの間に必要となる資金を極度型の教育ローンでつなぐ方法です。

上記で述べた通り、奨学金は申込から入金までに数カ月かかるため、入学金や一年目の前期授業料の支払いに間に合いません。そのため、①申込後すぐに利用できる極度型の教育ローンで奨学金が入金されるまでの資金を対応、②奨学金が入金された時点で極度型の教育ローンを返済(借換)③極度型の教育ローンは返済してしまえば、ローン口座を無料で維持できるため、口座はそのまま残す、の3ステップを踏めば、奨学金の低金利メリットを受けることができ、なおかつ急な出費に対して無料でリスクヘッジできる極度型のメリットも受けることができます。

なお、多分金融機関職員はこの方法を進めてこないと思います。なぜなら、金融機関は借主が異なる資金の借換を嫌うからです。ですので、窓口で全額繰上返済しなければならない国の教育ローンや証書方の教育ローンではなく、ATMでも返済可能な極度型教育ローンを選ぶとスムーズに返済できます。

 

まとめ

この記事では、教育ローンを利用するなら一番お得なのは国の教育ローン、利便性を求めるなら極度型の教育ローンであることを解説しました。

また、最もオススメなのは奨学金と極度型教育ローンであることも解説しました。しかし、奨学金は学生本人が借金を背負う制度ですので、学生本人に「借金をしている意思」がなければ、将来の返済に悪影響が出ます。学生はまだ子供ですので、「周りがみんな奨学金を使ってるから自分も」と考えている方もいるかと思います。必ず、親御さんからも①奨学金は借金であり、必ず返さなければならない②返済できなくなれば破産する可能性もある、ことを伝えてください。

 

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