新卒で銀行に就職するメリットとは?年収は高い?

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どうもこんにちは。突然ですが銀行員というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?2013年に流行した「半沢直樹」のようなイメージを抱かれているとすれば(私も入社前はそうでしたが…)、残念ながらあのような刺激的な業務ばかりではなく、ほとんどは退屈な業務を行なっています。

今回は、業務や年収について、3月から就活が始まる新卒の方の参考になるような解説をしていきます。

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銀行には就職するべき?実態を解説します!

 金融業界の基礎知識

現在の日本には、1,481の金融機関があり、そのうち銀行※と呼ばれるのは124社となっています(2019年12月末時点)。

※都市銀行、信託銀行、地方銀行、第二地銀、その他銀行(セブン銀行やソニー銀行等の従来の銀行とは違う形態の銀行)の合計。

銀行以外には、信用金庫、信用組合、農業協同組合(JA)等の金融機関があります。

引用元:日本金融通信社HP

 

金融機関の通常業務は?

金融機関のほとんどの職員が務めている支店での業務は、大きく分けると以下の4つとなります。

預金業務

顧客の預金を管理する業務です。各金融機関の支店の窓口にいる社員が担当しています。金融機関業務の中では最もイメージしやすい業務なのでは無いでしょうか?

為替業務

内国為替と外国為替の2種類があるのですが、主に私たちの生活に関わってくるのは、内国為替です。例を挙げると、他口座への振込や公共料金の引き落とし等は内国為替取引の一種となります。

貸付業務

顧客から預金として集めたお金を別の顧客へ貸付する業務です。預金業務で説明した通り、金融機関は顧客の預金を管理しなければなりませんので、必ず借金を返してくれる顧客を選んで貸付を行うために、借入の申込に対して、必ず審査を行います。

貸付に関しては、下記記事で詳しく書いていますので、ご興味があれば是非覗いてみてください。

https://www.tapisuke.com/entry/housing-loan :embed

投資信託業務

最近、各金融機関が最も力を入れている業務です。理由は単純で、手数料による利益が取りやすい商品だからです。現在、金融機関はマイナス金利の影響により、主業である貸付で利幅が取れなくなってきていますので、各種手数料収入でカバーしようと動いています。

投資信託業務は顧客へ投資信託を販売する業務ですが、販売した金融機関が顧客のお金で信託商品を運用しているわけではありません。下記の表1の通り、販売会社として投資信託を希望する顧客のお金を集めて、それを運用会社に預けているようなイメージです。

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ですので、支店に勤務する社員が顧客のお金を投資で運用することはまずありません※。

※本部機能としては、投資運用専門の部署がある金融機関がほとんどですが、少数精鋭の専門部署ですので、関わることはほぼ無いと思います。

 

業務に対して銀行員が感じる正直な感想

個人的な感想ですが、支店の業務はあまりハードではありません。融資(貸付)担当者や投資信託担当者はノルマがありますが、最近は達成不可能なノルマを課すような時代遅れの金融機関の方が少ないと思います。

しかし、(どの業界でも同様のリスクはありますが)他業界に比べるとパワハラ系の上司は多い気がします。一説には、野球部等の体育会系の部活に所属していた人が多いので、上下関係に厳しいのが原因だと言われています。

 

金融機関職員の年収は?

「銀行員の年収は高い」というイメージが世の中で先行していますが、都市銀行と信用金庫では全く年収が違いますので注意が必要です。

ただし、初任給だけで見ればほとんどの金融機関が20万円程度となっています。最近はどの銀行も人材不足ですので、優秀な人材確保のために初任給をあげる傾向にあります。

また、下記に金融機関の高年収ランキング表を掲載します。

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引用元:産経新聞ニュース「銀行員は高給」は都市伝説? 第二地銀の平均給与上場企業以下 「生活が楽と思ったことない…」

やはり、平均年収が高いのは都市銀行や有名地銀が多いです。とはいえ、地域の物価の差等も年収には関係しますので、地方銀行でランキングに入っていないからといって極端に年収が低いということはないでしょう。

 

激務のイメージがあるけど残業は多い?

正直なところ、残業の量は部署によって全く異なります。

しかし、支店に勤務していた頃は、窓口であればほとんど残業はありませんでしたし、個人融資担当や法人融資担当を務めていた頃でも、月20時間残業をすれば多い方でした。残業時間の平均は月10時間程度だったと思いますし、近年はどの金融機関でも働き方改革が進んでいますので、あまり心配する必要はないでしょう。

なお、現在は本店に移動し、終わらない残業の日々を過ごしていますので、部署によって生活が全く変わります。

 

厚い福利厚生が最大のメリット

基本的に金融機関の福利厚生は厚く、寮や社宅に入居すれば格安の家賃で生活ができたり、各種手当が充実していたりするため、私自身も非常に助かっています。

銀行員は基本的に毎年、ファイナンシャルプランナー(FP)や銀行業務検定、証券外務員等、何かしらの資格を取らされます。業務と並行した資格勉強は大変ですが、特定の資格を取れば手当が毎月出たり、合格一時金が出たりと悪いことばかりではありません。

その他、銀行の保有する施設を無料で使用できる等の福利厚生もあります。

 

今後の金融業界の展望は?

上述した通り、日銀のマイナス金利政策で金融機関の本業である貸出は利鞘の大幅な減少に苦しんでいます。しかし、上場している都銀3行や大手地銀の決算を見ると、減益傾向にはなっていますが大幅な黒字は確保し続けています。

また、銀行は倒産した際のインパクトが他企業とは比べものになりませんので、金融庁が常に金融機関が倒産しないかをチェックしています。

もし、経営が危なくなりそうな金融機関があれば、金融庁も絡みながら合併や買収可能な金融機関を探し、倒産だけは防ぐような仕組みづくりができていますので、安定した業種に就職したいのであれば、金融業界は間違いなく倒産の可能性が低い業界でので、採用試験を受けるのを検討するべきでしょう。

 

まとめ

金融機関の業務の内容や年収等を確認してみましたが、世間一般で抱かれている「安定して硬いイメージ」に現実も近いのではないかと思います。

個人的には福利厚生が充実しており、業務に不満もなかったので金融業界はオススメなのですが、どのような上司にあたるかによっても大きく環境は異なりますので、就職前に先輩行員やネットの情報を利用し、パワハラのないような金融機関を選ぶようにしましょう。

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